ビジネスメール

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◆CCで来たメールにはCCで返信する。
①◆件名
・件名を変えない(Re:を付けたままにする・メールソフト対応)
・「Re:」が増えすぎたら1つだけ残して返信する。
・件名だけで分かりやすく
・初めての場合件名の後に会社名と名前があると親切
「面談のお礼【会社名 氏名】」「担当者変更のご挨拶【会社名 氏名】」
・【】を使う
・×【重要】【緊急】【要返信】は失礼  
・「【ご相談】○○の日程調整の件」
・「【返信ご不用】○月○日()の打ち合わせ内容の詳細」
・「【ご報告】~案件のスケジュール変更について」
・「【請求書の件】○日()までにいただけると幸いです。」

②◆宛名
・初めて(名刺のまま 会社名+部署名+役職+氏名)
  「株式会社○○ ○○部
 上田 博之 様」
・役職
 「部長 ○○様」「○○部長」 (×○○部長様 ←二重敬語)
・相手の名称や役職はだんだん省略しても良い。

③◆挨拶+自己紹介
・名乗りは必ず入れる。
・「お世話になっております。株式会社○○の小原慎弥でございます。」
・「いつもお世話になっております。小原と申します。」
・「いつもお世話になっております。日頃から○○をご利用いただき、誠にありがとうございます。」
・知合の場合「○○の小原でございます。」
・気心が知れた「お世話になっております。小原です。」
・初めて
・「はじめまして」は使わない?
・「初めてご連絡を差し上げます」
・「突然のメールで失礼いたします」
・「突然のメール失礼いたします。私、○○会社の○○と申します。○○会社○○様から紹介いただき、
 ご連絡をいたしました。」
・「突然のメールで失礼いたします、恩赦のHPを拝見し、初めてメールを差し上げました。」
・久しぶり
・「ご無沙汰しております」
・「その後いかがお過ごしでしょうか」
・何度もメールする
・「立て続けのご連絡で失礼いたします。」
・社内
・「お疲れ様です」
・返信
・「ご返信ありがとうございます。」
・「早速のご返信ありがとうございます。」

④◆お礼など
・「先日はお打ち合わせをしていただき、誠にありがとうございました。」
・「先日はご多忙の中お時間をいただきありがとうございました。」
・「ご連絡をいただき、誠にありがとうございます。」
・「先般は、お忙しいところありがとうございました。」

⑤◆本文(結論)
・「さて、プランPの企画書が完成いたしましたので、お送りいたします。添付のテキストをご確認ください。」
・「早速ですが、3月の訪問日程の件でご相談がございます。」
・「来月の合同会議のご案内をいたします。」
・「この度、前任の○○に変わり貴社の担当になしたため、ご挨拶の連絡をいたしました。」
・「明日(23日)の会議の件でご連絡いたしました。念のため詳細を再送しておきます。」
・「~の件のご返事を確認したく~」

⑥◆本文(詳細)
・「工期につきましては、A進行とB進行の2パターンを用意いたしました。また、費用には諸経費も含んでいます。」

⑦◆してもらいたい行動
・「修正希望点を含め、ご意見、ご要望などありましたら、何なりとお申し付けください。」
・「何かご不明な点等ございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。」
・「前任者同様、ご指導賜りますようお願い申し上げます。」
・「ご都合が合わないようでしたら、おっしゃってくださいませ。」
・「ご多用のところ恐縮ですが、ご検討いただけると幸いに存じます。」
・「誠に勝手なお願いですが、納品を○月○日にしていただくことは可能でしょうか。」
・「事前にお送りした商品資料をお持ち頂ければ幸いです。」
・返信希望「お手すきの際に、○/○までにご返事を賜れましたら幸いでございます。」

⑧◆締めの挨拶
・業務連絡
・「よろしくお願い申し上げます。」
・「今後ともよろしくお願いいたします。」
・「どうぞ(何卒)、よろしくお願い申し上げます。」
・「ご確認のほどよろしくお願いいたします。」
・「取り急ぎ、よろしくお願いいたします。」
・「取り急ぎ、お礼申し上げます」
・仕事が継続中
・「引き続き、よろしくお願いいたします。」
・「今後とも、お力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。」
・「取り急ぎとなり大変恐縮ですが、確認の御連絡です。引き続きよろしくお願い致します。」
・難儀な依頼
・「お忙しいところ恐縮でございますが、何卒よろしくお願いいたします。」
・「お待たせして大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。」
・「ご多忙のなか、誠に恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
・「勝手なお願いで大変恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。」
・返事を求める
・「お手数ですが、ご返事いただければ幸いでございます。」
・「ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。」
・「お手すきのときにご連絡いただければ幸いです。」
・対面、出席
・「お会いできることを楽しみにしています」
・「ご参加お待ちしております。」
・上級
・「ご不明な点がありましたら、何なりとおっしゃってください。引き続き、よろしくお願いいたします。」
・「ご不明な際は、お気軽におっしゃってください。引き続き、よろしくお願いいたします。」
・「今から楽しみでございます。引き続き、よろしくお願いいたします。」
・「お礼を兼ねて失礼いたします。引き続き、よろしくお願いいたします。」
◆返信不要の一言
・「お忙しいと存じますゆえ、ご返信は不要でございます。」
・「ご確認くださいませ。お忙しいと存じますゆえ、ご返信は不要でございます。」
・「お時間のある時に、お目通しください。ご返信は不要でございます。」
・リマインダー「※特に問題がないようでしたら、ご返信は不要でございます。」

⑨◆署名

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◆尊敬・謙譲・丁寧フレーズ一覧
尊敬 謙譲 丁寧
・言う 言われる、おっしゃる 申す、申し上げる 言います
・話す お話になる お話しする 話します
・聞く お聞きになる、聞かれる お聞きする、うかがう、承る 聞きます
・書く お書きになる お書きする 書きます
・見る ご覧になる 拝見する 見ます
・食べる 召し上がる いただく、頂戴する 食べます
・行く いらっしゃる、行かれる、おいでになる うかがう、参る 行きます
・来る いらっしゃる、おいでになる、お越しになる うかがう、参る 来ます
・いる いらっしゃる おる、おります います
・する される、なさる いたす します
・思う 思われる、思召す、お思いになる 存じる 思います
・知る ご存じ 存じる、存じ上げる 知っています
・あげる 賜る 差し上げる あげます
・もらう お受け取りになる 頂戴する、いただく もらいます
・会う お会いになる お目にかかる 会います

◆謙譲語の語尾(目上の方、会社を代表しての連絡)
・「ございます」
・「存じます」
・「承ります」

◆クッション言葉(依頼)
・「お忙しいいところ恐縮でございますが、」
・「ご多用のところ恐縮ですが、」
・「大変、恐れ入りますが、」
・「お手数をおかけいたしますが、」
・「勝手なご相談で申し訳ございませんが、」
・「誠に勝手なお願いですが、」
・「恐縮ですが、」
・「よろしければ、」
・「差し支えなければ、」
・「失礼とは存じますが、」
・「ご面倒をおかけしますが、」
・「お手すきの際に、」

◆クッション言葉(断る)
・「あいにくですが、」
・「お役に立てずに申し訳ございませんが、」
・「せっかくでございますが、」
・「せっかくですが、」
・「誠に勝手申しますが」
・「残念ではございますが」
・「大変心苦しいのですが」
・「ご期待に添えられず申し訳ございませんが、」

◆感謝
・「お気遣い」(気にかけてもらった場合)
・「いつもお気遣いいただき、心より感謝申し上げます。」
・「お心遣い」(相手の行為に対する場合)
・「ご配慮」
・「お忙しいなか、ご配慮いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「ご高配」「ご深慮」
・自分の想いをセットで入れる。
・「早速のご返信をいただき、誠にありがとうございます。これからの方針をうかがい、
胸を厚くしている次第です。」
・「貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。改めて~の重要性を再確認した次第でございます。」

◆「ください」は禁止
・「~をしていただけると助かります。」
・「~をしていただけると幸いです。」
・「~していただいてもよろしいでしょうか。」

◆NGな言葉使い
・×「特に問題ありません」 ⇒ 「そのように勧めて頂ければ幸いです。」
・×「よろしかったでしょうか」 ⇒ 「よろしいでしょうか」
・×「ご確認ください」 ⇒ 「ご査収ください」
・×「取り越し苦労でした」 ⇒ 「杞憂でした」
・×「取り越し苦労でしたら、お忘れください」 ⇒ 「杞憂であれば、ご放念ください」
・×「覚えておいてください」 ⇒ 「ご承知おきください」
・△「していただけると助かります」 ⇒ 「していただけますと幸いです」
・×「すぐに」 ⇒ 「早急(さっきゅう)に」
・×「確認を取りながら勧めます」 ⇒ 「ご意見を伺いながら、勧めてまいります」

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◆確認済みメール
「テキストと事後課題シートを5/23(火)にご送付いただける旨、承知いたしました。」

◆お願いをする場合は理由を添える。
「○日の会議で○○の検討をいたしますので、○○日までにご返答いただけますでしょうか。」

◆返信が遅くなる場合
・「そちらの件に関しましてはすぐにお調べいたしますので、分かり次第追ってご連絡いたします。」
・「取り急ぎ拝受のご連絡まででございます。お調べして○日までにお返事いたします。
お待たせして大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。」
・遅れた場合、冒頭「返信が遅くなり大変申し訳ございません。」

◆期日(具体的な数字で書く)
・「○日までお時間を頂戴できますでしょうか」
・「明日(○/○)、10時までには」

◆担当者変更挨拶
「この4月に着任したばかりで、至らないこともあると存じますが、
貴社のお役に立てるように努めてまいります。」

◆打ち合わせ調整
日時:12月23日(水) 14:00~15:00 (←24時間表記・終了時間記載)
場所:弊社会議室  (← 初めての場合は住所も記載)
人数:弊社部長の田中、鈴木、私の3名でお待ちしております。

「次回のお打ち合わせの日程の件で失礼をいたしました。
誠に勝手ではございますが、下記の日時のご都合はいかがでしょうか。」
「上記につきまして、ご都合のよろしい日時をご教示いただけましたら幸いです。」

◆添付資料
・「当日のアジェンダと資料を添付いたします。
・12/23ミーティングアジェンダ
・DProject資料」
・「さっそくですが、掲題に関する提案書を添付にて送付させていただきますのでご査収ください。」
・「資料を添付させていただきました。
  お手すきな際に、ご一読を賜れましたら幸いでございます。」

◆送信時間
・就業時間内に送るのが基本
・一般的な許容範囲は、8~18時。
・休日は送らないことが基本。
・許容範囲
・~19時までは許容範囲(「遅い時間の返信となり申し訳ございません」)
・~20時まではギリギリ(緊急度による)
・20時~は基本NG「夜分遅くのメールとなり大変申し訳ございません。○○と思い失礼をさせていただきました。」

◆返信タイミング
・基本90分以内、一般的な許容は24時間以内。
・営業は、より迅速な対応を期待される。
(半日以内の対応、受領メール「関係各所に確認を取ったうえ、明日の15時までに解答させていただきます」)

◆返事がなくても放置しない
・「未送信になっていたら恐縮でございます。」「行き違いがあれば大変申し訳ございません。」

◆文章の引用
・引用部分の頭に「>」をつける。
・「>訪問日時は、10月27日(木)15:00でよろしいでしょうか。

    はい、問題ございません。お待ちしております。」

◆お礼メールで終わりにする
・必ず返信するのがビジネスメールの基本だが、お礼メールがやり取り終了の目安。
・お礼メールを受け取った場合、返信する必要はない(?)。
・社外とのやり取りでは、仕事を受注する側がお礼メールを送って終了。
・社内であれば、上司からお礼や確認した旨のメールを受け取ったら終了。
・その他、「不都合がございましたらご連絡ください」
 「何かありましたらご連絡いたします」の文言が入っていれば、終了しても問題ない(?)

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◆名刺交換

◆取り扱い
・両手で扱う
・文字が隠れないように端を持つ
・相手の名刺は胸よりも上の位置で扱う

◆名刺交換方法
1.名刺の準備 ・あいての姿が見えたタイミングですぐに取り出せるように
2.名刺を渡す ・相手が読みやすい向きにした名刺を名刺入れの上に乗せ、両手で持ちながら差し出す。
・名刺入れの上で名刺を浮かせた状態で持つ
・差し出すタイミングで社名、部署、氏名を名乗る。
・立って渡す、他の人が交換している際も立っておくのがマナー。
・机の上で行わず、机の横に移動してから行う。
3.受け取る ・受け取る際「頂戴いたします。」
・両手で受け取る。
・同時交換の際は、右手で自分の名刺、左手で相手の名刺を受け取る。
4.交換後 ・名刺入れに乗せて、左側に置く。
・複数人の場合、席順に左に置く。

◆名刺交換の順番
・基本的には立場が下の人(訪問した側)から先に渡す。
・相手が複数人の場合は、より役職の高い人から順に渡す。
・複数人で訪問する場合は、役職が上の人から順に名刺を渡す。
・訪問先の相手に先に渡された場合、まず「お先に頂戴いたします」と相手の名刺を受け取ったうえで、
 自分の名刺を準備して「申し遅れました」の一言を添えて渡す。

◆名刺の並べ方
・受け取った名刺は、名刺入れの上に置くのが基本。
・相手が複数人の場合、相手側の役職が一番高い人のものを名刺入れの上に置く。

◆名刺のしまい方
・基本的にはその商談や打ち合わせが終了してからしまう。

◆注意点・NG
・相手企業のロゴや相手の氏名の上に指を乗せないように配慮。
・名刺不足に注意。余分に発注、持参する。
・財布などから出さず、名刺入れから出す。
・名刺を忘れたら、「あいにく名刺を切らしいておりまして・・・」口頭で氏名、部署名。
・古い名刺入れを使わない。
・貰った名刺を忘れて帰る。終了しても問題ない(?)

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◆初日あいさつメール
・おはようございます。本日より○○部署にてお世話になります、○○○○(氏名)と申します。
これまでは△△株式会社にて○○職として勤務しておりました。これまでの経験を活かし○○の仕事を担当させていただきます。1日も早く皆様のお役に立てるよう、努力してまいります。何卒よろしくお願いいたします。

・初めてご連絡いたします。
株式会社△△ ■■部の ▲▲と申します。

・・・・・件名:入社のご挨拶【株式会社△△・▲▲(自分の氏名)】
本文:
営業部 各位
初めまして。
〇月〇日付で入社し、営業部に配属されました▲▲と申します。
直接ご挨拶ができなかった方もいらっしゃいましたので、メールにてご連絡した次第です。
前職では〇年間、メーカーの新規顧客開拓に従事しておりました。
少しでも早く戦力となれるよう全力を尽くしてまいります。
不慣れゆえご迷惑をおかけすることもあると思いますが、
ご指導いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

署名