Contents
ショートカット
・移動ツール V
・ペンツール P
・ブラシツール B
・ブラシサイズ変更 [ ]
・テキスト T
・スポイトツール I
・手のひらツール H
・長方形ツール U
・クイックマスクモード Q
・背景色(初期設定) D
・背景色(入れ替え) X
・一時的なスポイト Alt
・一時的な手のひら Space
・拡大縮小 Alt + マウスホイール
・全画面表示 F
・100%表示 「ズームツール」ダブルクリック
・ウィンドウに合わせる 「手のひらツール」ダブルクリック
・自由変形 Ctrl + T
・選択範囲解除 Ctrl + D
・選択範囲の反転 Ctrl + Shift + I
・選択範囲を新規レイヤーに複製 Ctrl + J
・選択範囲の塗りつぶし Alt + backSpace
・描画部分を選択(レイヤー) Ctrl + サムネイルをクリック
・描画部分を選択(レイヤーマスク) Ctrl + レイヤーマスクをクリック
・レイヤーマスクの反転 Ctrl + I
・レイヤーマスクの非表示 Shift + マスクサムネイルをクリック
・レイヤーマスクのみを表示 Alt + マスクサムネイルをクリック
・コンテンツに応じた塗りつぶし Shift + backSpace
・他のレイヤーを非表示 Alt + 目玉クリック
・文字間隔の調整 Alt+→
・行間隔の調整 Alt+↓
一般操作
◆画像補正のおおまかな手順
1.解像度や出力サイズの確認と調整。
2.傾き補正と不要物の除去:「ものさし」「コピースタンプ」など
3.明暗の補正:「Camera Rawフィルター」「レベル補正」「トーンカーブ」など
4.色味や彩度の補正:「色相・彩度」「カラーバランス」など
5.メリハリをつける:「アンシャープマスク」など
6.(画像の統合+カラーモード(CMYK)の変換)
◆ガイドとグリッド表示
○ガイドの作成
1.メニュー「表示」 → 「定規」 → 上部と左側に定規表示
2.画面端の定規部分からドラッグ → 水平ガイド、垂直ガイド作成
○グリッドの表示
・メニュー「表示・非表示」 → 「グリッドの表示」 → グリッド表示
◆図形を変形(パペットワープ)
・レイヤーを選択 → メニュー「編集」 → 「パペットワープ」 → メッシュが表示 → 固定したい部分にピンを刺す → 動かしたい部分をドラッグ
・ピンの消去: Alt + クリック
・ピンを中心に回転: (ピン周辺で) Alt + ドラッグ
◆塗りつぶしツール
・一部分を塗りつぶし 「塗りつぶし」ツール → オプションバー「隣接」チェック → 塗りつぶしたい箇所をクリック
・パターンで塗りつぶし 「塗りつぶし」ツール → オプションバー「パターン」選択 → (任意のパターンを選択)→ 塗りつぶしたい箇所をクリック
◆カスタムブラシの登録
1.新規ファイル → 「1000px×1000px、72ppi」
2.登録したいブラシの模様を作成。
3.メニュー「編集」 → 「ブラシを定義」
4.ブラシ名「名前:(任意の名前)」 → 「OK」
◆レイヤーのグループ化とリンクの違い
・グループ化はグループに対してまとめてクリッピングマスクを使用できる。
・リンク化はまとめて移動や拡大縮小ができる。
◆レイヤーマスクの塗りつぶし
1.レイヤーマスクを選択 → メニュー「編集」 → 「塗りつぶし」
2.(設定画面が表示される)「カラー:ブラック」 → 「OK」
◆レイヤーマスクの境界線をぼかす
・レイヤーマスクを選択 → プロパティタブ「ぼかし」を調整
◆レイヤーマスクを反転する
・レイヤーマスクを選択 → 「ctrl + I」
・レイヤーマスクを選択 → プロパティ画面「反転」ボタン
選択範囲
◆選択範囲の移動
・選択範囲のみを移動:選択範囲の内側をドラッグ。
・選択範囲の画像を切り取って移動:選択範囲を作成 → 「移動ツール」 → 選択範囲の内側をドラッグ(ロック注意)
◆選択範囲を反転
・選択範囲を作成 → メニュー「選択範囲」 → 「選択範囲の反転」
◆クイックマスクモード
・選択範囲を色付きで表示。
・「クイックマスクモード」ボタンをダブルクリックでオプション設定できる。
◆「選択とマスク」ワークスペース
○オプションバー
・「髪の毛を調整」:「オブジェクトに応じた」と組み合わせて、髪の毛の選択範囲を自動で調整。
○調整モード
・「背景色に応じた」:シンプルな背景またはコントラストの強い背景のときに選択。
・「オブジェクトに応じた」:複雑な背景の髪の毛や毛並みのときに選択。
○エッジの検出
・「半径」:境界線の調整が行われる選択範囲の境界線のサイズを指定。境界線をシャープにしたいときは小さい半径。
・「スマート半径」:選択範囲の境界の調整領域を可変幅にする。髪と肩を含む人物写真等で、境界線の一貫性を保持。
○グローバル調整設定
・「滑らか」:選択範囲の境界領域のギザギザ部分を減らし、アウトラインを滑らかにする。
・「ぼかし」:選択範囲とその周りのピクセルの間をぼかす。
・「コントラスト」:値を大きくすると、選択範囲の境界線に沿ったソフトなエッジの変化がくっきりする。
・「エッジをシフト」:負の値でエッジの境界線が内側に移動して、境界線から不要な背景色を削除できる。
○出力設定
・「不要なカラーを除去」:カラーのフリンジを完全に選択された近隣のピクセルカラーで置き換える。
◆自動的に選択範囲を作成
○マグネット選択ツール
・対象の輪郭をドラッグすると、輪郭を自動で検出して選択範囲を作成する。
○クイック選択ツール
・ブラシで画像上を大まかにドラッグすると特定の対象物に対して選択範囲を作成する。
○自動選択ツール
・画像内の似ている色を自動で選択する。
・「隣接」で、隣接箇所の選択指定が可能。
・背景を選択してから選択範囲を反転して指定が可能。
○被写体を選択
・メニュー「選択範囲」 → 「被写体を選択」
◆色を使った選択範囲(「色域指定」or「自動選択ツール」)
・(選択範囲を作成後)メニュー「選択範囲」 → 「色域指定」 → スポイトで画像から色を指定 → 「OK」
選択範囲の調整(隣接のみ):(選択後に)メニュー「選択範囲」 → 「拡張」を繰り返す
選択範囲の調整(画像全体):(選択後に)メニュー「選択範囲」 → 「近似色を選択」を繰り返す
・肌のみを選択:メニュー「選択範囲」 → 「色域指定」 → 選択「スキントーン」
・自動選択ツール。
◆動物の毛並みを正確に選択(「選択とマスク」)
・(選択範囲を作成) → ツールバー「選択とマスク」 → (右の)表示「黒地」 →
→ (右の)エッジの検出「5px」スマート半径「(チェック)」 → ツール「境界線調整ブラシ」で甘い場所をドラッグ →
→ (右の)グローバル調整で調整 →(右の)不要なカラーの除去「(チェック)」→
→ (右の)出力先を指定(選択範囲化やレイヤーマスクなど)
◆選択範囲の調整①(メニュー「選択範囲を変更」)
・(選択範囲を作成後に)メニュー「選択範囲」 → 「選択範囲を変更」
・「境界線をふちどる」:境界線を幅を指定してふちどる。
・「境界線を滑らかにする」:境界線のカラーのムラが減少してギザギザの線が滑らかになる。
・「境界線を拡張する」:拡張幅を指定して拡張できる。(単純な「選択範囲を拡張」は許容値をもとに拡張)
・「境界線を縮小する」:拡張幅を指定して縮小できる。
・「境界線をぼかす」:境界線をぼかす。画像合成の際に少しぼかすとなじむ。クイックマスクモードで確認可能。
◆選択範囲の調整②(ブラシツール「オーバーレイ」)
・レイヤーマスク上で使用。
・ブラシの色を「白」または「黒」に設定する。
・真っ白と真っ黒には反映せず、グレーの部分のみを塗ることができる。
◆選択範囲のフリンジ削除(「境界線をぼかす」+「フリンジ削除」)
・選択範囲の画像を貼り付けると、不要な色味を含んだ縁取り(フリンジ)が残る。
・1px程度でも効果あり。
・選択範囲を作成 → メニュー「選択範囲」 → 「選択範囲を変更」 → 「境界線をぼかす(1px)」 →
→ 切り取りや貼り付け → ペーストした画像を含むレイヤーを選択 → メニュー「レイヤー」 →
→ 「マッティング」 → 「フリンジ削除(1px)」
◆選択範囲内に貼り付け
・貼り付けたい画像のレイヤーを全選択 → メニュー「編集」 → コピー →
→ 貼り付け先のレイヤーで選択範囲を作成 → メニュー「編集」 → 「特殊ペースト」 →
→ 「選択範囲内に貼り付け」
・画像位置を調整したいときは、貼り付けた画像のサムネイルをクリックして画像をドラッグ。
・2枚のレイヤーをリンクすると位置を固定して移動できる。
調整レイヤー
◆調整レイヤーの適用範囲
・調整レイヤーの効果は調整レイヤーよりも下にある「すべてのレイヤー」に適用される。
・「直下のレイヤーのみ」に適用したい場合は、クリッピングマスクを使用。
・範囲選択後に調整レイヤーを作成すると自動的にマスクされる。
◆調整レイヤー「自然な彩度」
・人物が含まれる画像や、過剰彩度を避けたい画像の調整に使用。
◆調整レイヤー「色相・彩度」(セピア加工・青写真)
・対象色を「マスター」から変更すると指定した系統の色のみを変更できる。
・「(人差し指のボタン)」を押すと、スポイトで画像から直接指定できる。
・プリセット
・青写真
・彩度を上げる
・オールドスタイル
・セピア
◆調整レイヤー「カラーバランス」
・青かぶりや黄かぶりの補正。
青や黄の補色側へスラダーを調整。
・あえて古めかしく加工。
「シアン・レッド」を「レッド」に、「マゼンダ・グリーン」を「マゼンダ」、イエロー・ブルー」を「イエロー」に。
◆白黒画像にする(「白黒」or「色相彩度」or「2諧調化」)
・調整レイヤー「白黒」:グレースケールで、細かい調整が可能。
・調整レイヤー「色相・彩度」:「彩度」を下げる。細かい調整はできない。
・調整レイヤー「2諧調化」:グレースケールではなく、完全な白黒化
◆調整レイヤー「グラデーションマップ」
・画像の明暗に対して、グラデーションで指定した色に変更する。
・グラデーションマップの左側が「暗部の色」、右側が「明部の色」(暗→明)。
・ブレンドモード「オーバーレイ」や「ソフトモード」などで掛け方を調整できる。
◆調整レイヤー「ポスタリゼーション」
・画像の諧調(色数)を変更して画像をイラスト風に加工。
・「諧調数」を減らすほど画像は単純化される。
レイヤースタイル
◆レイヤースタイルとは
・レイヤーに特殊な効果を与える機能。
・1つのレイヤーに複数のレイヤースタイルを組合わせることができる。
・レイヤー効果の機能は大きく2つに分けられる。
・「オーバーレイ」 レイヤーの不透明部分に対して「パターン」や「グラデーション」を重ねる。各スタイルの「描画モード」を組合わせる。
・「オーバーレイ」以外 レイヤーの透明部分との境界周辺(内側・外側)に作用する。透明部分がないフィルターには効果のないものもある。
◆べベルとエンボス
・レイヤーの透明部分との境界に陰影をつけて、不透明部分が盛り上げる(押し下げる)ように見せる効果。
■スタイル:
・ベベル(内側・外側) 不透明部分が盛り上がる(凸)効果。
・エンボス 不透明部分が押し下がる(凹)効果。
・ピローエンボス 透明、不透明の境界線が押し下がる効果。
・エンボスの境界線を書く 「境界線」効果と組み合わせて使用。
■テクニック:
・滑らかに 紙のような滑らかな質感。
・ジゼルハード 金属のような鋭利な質感。
・ジゼルソフト 金属を削ったような質感。
◆境界線
・レイヤーの透明部分との境界線を描く効果。
・「塗りつぶしタイプ」で「グラデーション」や「パターン」が選択できる。
◆シャドウ(内側)
・レイヤーの透明部分との境界の内側に陰影をつけて、凹んでいるように見せる効果。
■設定値
・距離 影をずらす距離。
・チョーク ぼかす前にマスクを減らす量を指定。
・サイズ 影のサイズ(幅)。
◆光彩(内側)
・レイヤーの透明部分との境界の内側を輝かせる効果。
・「単色」か「グラデーション」を指定できる。
・「輪郭」で光彩が最大部分から光彩のない部分への変化(ぼかし)の方法を設定できる。
◆サテン
・レイヤーの透明部分との境界の内側に影をつける効果。
・効果を反転させることで、サテン生地のような光沢のある質感を表現できる。
・「距離」と「サイズ」のバランス調整が難しい。
・「べベルとエンボス」の「ジゼルハード」と組み合わせて、金属を削りだしたような文字表現ができる。
◆カラーオーバーレイ
・レイヤーの不透明部分に単色を塗り重ねる効果。
・「描画モード」、「不透明度」を組合わせることで、レイヤーの画像を活かした効果を得られる。
■文字の金属表現(「ベベルとエンボス」「サテン」「カラーオーバーレイ」)
1.テキスト 「カラー:ホワイト」
2.カラーオーバーレイ 「黄色系の色(#ffcc00)」「描画モード:通常」「不透明度:100%」
3.べベルとエンボス 「べベル(内側)」「ジゼルハードorジゼルソフト」「深さ:170%」「(サイズを調整)」「(ソフトを調整)」
「(光沢輪郭を選択)」
4.サテン 「描画モード:リニアライト」「黒色」「(不透明度を調整)」「(距離を調整)」「(サイズを調整)」「(角度を調整)」
◆グラデーションオーバーレイ
・レイヤーの不透明部分にグラデーションを塗り重ねる効果。
・「描画モード」、「不透明度」を組合わせることで、レイヤーの画像を活かした効果を得られる。
◆パターンオーバーレイ
・レイヤーの不透明部分にパターンを重ねる効果。
・「描画モード」、「不透明度」を組合わせることで、レイヤーの画像を活かした効果を得られる。
・布地系のパターンなどを合成してキャンバス地のような質感にできる。
◆光彩(外側)
・レイヤーの透明部分との境界の外側に輝を輝かせる効果。
・「スプレッド」は、ぼかす前のマスクを拡張する量を指定する。大きくすると光彩をぼかす範囲が狭くなる。
・「輪郭」の設定で光彩を二重、三重に増やすことができる。
・天使の輪のように輝かせる設定 「描画モード:ビビッドライト」「色:白→透明」「輪郭:円錐」
◆ドロップシャドウ
・レイヤーの透明部分との境界の外側に影をつける効果。
・不透明部分が浮き上がって見える。
■設定値
・距離 影をずらす距離。
・スプレッド 「サイズ」に対する影の一番濃い部分割合。
・サイズ 影のサイズ(幅)。
・「スプレッド」は、ぼかす前のマスクを拡張する量を指定する。大きくすると光彩をぼかす範囲が狭くなる。
・「輪郭」の設定で光彩を二重、三重に増やすことができる。
・天使の輪のように輝かせる設定 「描画モード:ビビッドライト」「色:白→透明」「輪郭:円錐」
フィルター
◆フィルター使用時の注意点
・フィルター使用前にスマートオブジェクトに変換する(再調整が可能)。
・動作が重たい場合、フィルター使用前にメモリクリアをする。
・メニュー「編集」→「メモリをクリア」
◆シャープにする(「アンシャープマスク」フィルター)
・隣接するピクセル間のコントラストを強調。
・「量(150~200%程度)」「半径(1~2px程度)」「しきい値(0~255)」で調整。
・(スマートオブジェクト化)メニュー「フィルター」 → 「シャープ」 → 「アンシャープマスク」
◆ぼかす(「ぼかし(ガウス)」フィルター)
・(スマートオブジェクト化)メニュー「フィルター」 → 「ぼかし」 → 「ぼかし(ガウス)」
◆細かい埃の除去(「ダスト&スクラッチ」フィルター)
・シャープさが損なわれるため「半径(1~16)」「しきい値(0~128程度)」で調整。
・(スマートオブジェクト化)メニュー「フィルター」 → 「ノイズ」 → 「ダスト&スクラッチ」 →
→ スマートフィルターのレイヤーマスクを選択してブラシで適用範囲を調整
◆モザイク化(「モザイク」フィルター)
・(スマートオブジェクト化) → 選択範囲を作成 → メニュー「フィルター」 → 「ピクセレート」 →
→ 「モザイク」
◆CameraRawフィルター
・写真画像の基本補正を一括で行う。
・(スマートオブジェクト化) → メニュー「フィルター」 → 「CameraRaw」
◆フィルターギャラリー
・フィルター効果を大画面で確認しながら適用できる。
・「新しいエフェクトレイヤーボタン」で、複数枚を適用した確認が可能。
・メニュー「フィルター」 → 「フィルターギャラリー」
・フィルターギャラリーの設定画面が表示されない場合、Photoshopのバージョンが古くなっているか、Photoshopの再起動が有効。
描画モード(ブレンディングモード)
◆描画モードとは
・複数のレイヤーを重ねている場合、それらのレイヤーをどのように重ねるか(合成するか)を制御。
◆種類
モード | 特徴 |
---|---|
・乗算 | 色を混ぜ合わせて暗くする。スクリーンの逆。基本色の黒は黒のまま、白は合成色に変化。 |
・スクリーン | 色を混ぜ合わせて明るくする。乗算の逆。基本色の白は白のまま、黒は合成色に変化。湯気、水滴、多重露光に使用。 |
・オーバーレイ | 50%を基準として「乗算」または「スクリーン」を適用する。白は明るく、黒は暗くなる。 |
・ソフトライト | ブレンドカラーが50%より明るい場合「覆い焼き」、暗い場合「焼き込み」になる。 |
・比較(暗) | 暗い方の色を適用。白背景のロゴなどを切り抜かずに合成可能。 |
◆スクリーン
・「黒 → 透過」「白 → 白のまま」「それ以外 → 明るく」。「乗算」の逆。
・湯気、花火、月などの合成に使用(背景が黒い画像を使用)。
○飲み物の水滴加工
1.飲み物だけを選択してマスク → 水滴写真をクリッピングマスク
2.描画モード「スクリーン」
3.トーンカーブで調整(ハイライトとシャドウを加工)
○多重露光(人物のシルエットの中に別の写真が入り込んでいるような画像)
1.人物を切り抜く → 人物を白黒化
2.合成する写真を取り込む。
3.描画モード「スクリーン」 → 最終調整
文字
◆文字を入力する(文字ツール)
・「ポイントテキスト」 短い文章の入力時に、画面をクリックしてから入力する方法。
・「段落テキスト」 長い文章の入力時に、ドラッグしてテキストエリアを作成し、その中に文章を入力する方法。自動的に改行される。
◆フォントを調べる(マッチフォント)
・メニュー「書式」 → 「マッチフォント」
◆文字を変形(ワープテキスト)
・テキストレイヤーを選択 → メニュー「書式」 → 「ワープテキスト」 → ダイアログ「スタイル」選択
・「文字ツール」 → オプションバー「ワープテキスト」 → ダイアログ「スタイル」選択
パス・シェイプ
◆ペンツール
・パス選択ツール(ショートカット):「ctrl」
・アンカーポイント切替ツール(ショートカット):「alt」
・直性:2点をクリック。
・曲線:1点目をドラッグ(方向線と方向点) → 2点目をドラッグ(方向線と方向点)
・直線→曲線:直線作成 → 2点目「/」でドラッグ(方向線作成) → (方向線と方向点)
・曲線→直線:曲線作成 → 2点目「alt+クリック「レ」」で方向線消去 → 3点目をクリック
・パスを終了(オープンパス):(空白部分を)「ctrl + クリック」。
・パスを終了(クローズパス):始点「○」でクリック。
◆描画後のパスの編集
・アンカーポイントや方向線の移動:「パス選択ツール」 → アンカーポイントを選択 → ドラッグ
・アンカーポイントの片側だけを移動:「パス選択ツール」 → 動かしたい方向点 → 「alt + ドラッグ」
「アンカーポイントの切り替えツール」 → 動かしたい方向点 → ドラッグ
・アンカーポイントを片方だけ追加する:「アンカーポイントの切り替えツール」 → 動かしたい方向点を選択 → 「alt + ドラッグ」
・アンカーポイントの追加:「アンカーポイントの追加ツール」 → セグメント上をクリック
・アンカーポイントの削除:「アンカーポイントの削除ツール」 → アンカーポイント上をクリック
・アンカーポイントの切替:「アンカーポイントの切り替えツール」 → アンカーポイント上をクリック
◆パスをシェイプに変換
・クローズパスを作成 → 「パス」タブ → 「作業用パス」を選択 → メニュー「レイヤー」 →
→ 「新規塗りつぶしレイヤー」 → 「べた塗り」
◆カスタムシェイプツール
・オプションバー「シェイプ」選択 → (色を指定) → オプションバー「(任意のカスタムシェイプを選択)」 → 画面をドラッグでシェイプを作成
・描写時に「shift」を押しながらドラッグすると、縦横比を固定したまま大きさを指定できる。
・オプションバーで「シェイプ」「パス」「ピクセル」の選択ができる。
傾き修正・不要物の除去
◆傾き補正(「ものさしツール」)
1.画像の水平または垂直にしたい部分をドラッグ。
2.レイヤーの角度補正ボタンをクリック。
◆シャープにする(フィルター「シャープ」)
〇ブレを抑える
・画像の手振れや被写体のぶれを補正する。
・メニュー「フィルター」 → 「シャープ」 → 「ぶれの軽減」
〇高品質なシャープ処理
・高品質なシャープ処理には「スマートシャープ」を使用する。
輪郭を自動検出し、輪郭以外にはシャープ処理がされない。
・商業印刷用の処理には「アンシャープマスク」を使用する。
輪郭を強調してハッキリ見せる効果。
・シャープ処理しすぎると画像があれるため注意。
◆採取したサンプルで不要物を除去(「コピースタンプツール」+「修復ブラシツール」)
1.「コピースタンプツール」
2.ブラシの硬さ「0%」(エッジが目立たない) → 「調整あり・なし(サンプル位置の追従)」設定
3.(サンプリング)「Alt + クリック」 → 修正箇所をドラッグ
4.「修復ブラシツール」
5.ブラシの硬さ「0%」(エッジが目立たない) → 「調整あり・なし(サンプル位置の追従)」設定
6.(サンプリング)「Alt + クリック」 → 修正箇所をドラッグ
◆サンプルを自動採取して不要物を除去(「スポット修復ブラシツール」)
・「スポット修復ブラシツール」 → 修正したい箇所をドラッグ
◆範囲を囲んで除去修正(「パッチツール」or「コンテンツに応じた塗りつぶし」)
・「パッチツール」 → オプションバー「コンテンツに応じる」「全レイヤーを対象」 → 除去個所を囲んでドラッグ
・(選択範囲を作成) → メニュー「編集」 → 「コンテンツに応じた塗りつぶし」
◆被写体を移動する(「コンテンツに応じた移動ツール」)
・「コンテンツに応じた移動ツール」 → オプションバー「全レイヤーを対象」「ドロップ時に変形」 →
→ 除去個所をで囲んでドラッグ
◆細かい埃の除去(「ダスト&スクラッチ」フィルター)
・シャープさが損なわれるため「半径(1~16)」「しきい値(0~128程度)」で調整。
・(スマートオブジェクト化)メニュー「フィルター」 → 「ノイズ」 → 「ダスト&スクラッチ」 →
→ スマートフィルターのレイヤーマスクを選択してブラシで適用範囲を調整
◆修復系ツールの違い
ツール | 操作 | サンプル | 対象 |
---|---|---|---|
・コピースタンプ | ブラシ | 必要 | 小さい |
・修復ブラシ(シームレス) | ブラシ | 必要 | 小さい |
・スポット修復ブラシ | ブラシ | 自動 | 小さい |
・パッチ | 囲む | 自動 | 大きい |
・コンテンツに応じた塗りつぶし | 囲む | 自動 | 大きい |
写真の色調補正
◆自動コントラスト
・はっきりとしたメリハリ感を自動補正で出す。
・メニュー「イメージ」 → 「自動コントラスト」
◆自動カラー補正
・自動で色かぶりを補正する。
・ハイライト、中間調、シャドウのそれぞれの諧調に対して、無彩色(色かぶりが生じない)になるように補正される。
・メニュー「イメージ」 → 「自動カラー補正」
◆自動トーン補正
・自動でコントラストと色かぶりを補正する。
・R・G・Bの各チャンネルごとにコントラストを補正することで色かぶりが補正され、同時にコントラストもされる。
・メニュー「イメージ」 → 「自動トーン補正」
◆自動カラー補正オプション
・補正方法を選択して自動補正できる。
・3つの自動補正のどれを選ぶと良いかわからない場合に使用する。
・モノクロコントラストを強調 「自動コントラスト」と同じ。
・チャンネルごとのコントラストを強調 「自動トーン補正」と同じ。
・から0の明るさの暗さの平均値による調整 「自動カラー補正」と同じ。
・明るさと紺ラストを強調 明るさとコントラストが強調される。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「トーンカーブ」 → ダイアログ「オプション」ボタン →
→ 「アルゴリズム:(任意の補正)」選択
◆自然な彩度
・調整スライダー
・自然な彩度 特定の色の彩度が不足している状態で、バランスよく彩度を強調する。暖色より寒色に効果的。人物写真の再度調整に良い。
・彩度 全大抵な彩度不足の調整をする。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「自然な彩度」 → ダイアログ「自然な彩度」「彩度」調整
◆暗い箇所・明るい箇所の補正(「シャドウハイライト」)
・写真の一部が暗すぎたり明るすぎたりする場合の補正。
・シャドウ諧調とハイライト諧調をそれぞれ個別に補正。
・量 調整の強さ。
・諧調 調整する諧調の幅。大きくすると緒性対象の諧調が広がる。
・半径 調整する諧調のコントラストを加減する。
・シャドウハイライトを強めに強調すると、彩度が低下して色味が弱まることがある。
「調整」欄の「カラー」を大きくすることで改善する。
・調整によって全体的なコントラストが低下した場合、「調整」欄の中間調を大きくすることで改善する。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「シャドウハイライト」
◆周辺部分の明るさの補正(フィルター「レンズ補正」)
・画像の四隅が暗すぎる場合、意図的に暗くしたい場合に、四隅の明るさだけを調整できる。
・メニュー「フィルター」 → 「レンズ補正」 → ダイアログ「カスタム」タブ → 「周辺光量補正」欄「適用量」「中心点」調整
◆特定の色の補正(色相・彩度)
・補正対象の色範囲が広がりすぎたら、「マイナススポイト」で選択から外したい箇所をクリックする。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「色相・彩度」 → ダイアログ「(マスター→任意の色系統)」 →
(画像の変更したい色をスポイト状態でクリック) → 「色相」「彩度」「明度」調整
◆色かぶり補正(「カラーバランス」「レンズフィルター」「トーンカーブ」)
〇色かぶりの情報取得
・「情報」プロパティの「R/G/B」の比率から判断する。
・「情報」プロパティを選択して、画像の白い箇所にポインタを合わせて「R/G/B」値を読み取る。
・白色の箇所の「R/G/B」の比率が同じになるようにカラーバランスを調整する。
・明るさを強めると色が薄まる。色かぶりの画像も明るくすると色かぶりの印象が弱まる。
・赤かぶり R:大 / G:中 / B:小
・黄かぶり R:大 / G:大 / B:小(青の補色である黄が強い)
〇赤色の色かぶり補正(「カラーバランス」)
・電球などタングステン球の照明では赤かぶりが生じやすい。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「カラーバランス」 → 「輝度を保持」チェック →
→ 「ハイライト」「中間色」「シャドウ」の「シアン/レッド:(マイナスに調整)」「イエロー/ブルー:(プラスに調整)」
〇黄色の色かぶり補正(「カラーバランス」)
・蛍光灯や水銀灯の照明では黄かぶりが生じやすい。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「カラーバランス」 → 「輝度を保持」チェック →
→ 「ハイライト」「中間色」「シャドウ」の「シアン/レッド:(マイナスに調整)」「イエロー/ブルー:(プラスに調整)」
〇青色の色かぶり補正(「レンズフィルター」)
・曇天の日の窓際の光では青かぶりが生じやすい。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「レンズフィルター」 → 「輝度を保持」チェック →
→ 「フィルター:フィルター暖色系(LBA)」 → 「適用量」調整
〇複雑な色かぶり補正(「トーンカーブ」)
・「レッド」「ブルー」「グリーン」でそれぞれの色かぶりを、「RGB」で全体の明度を調整する。
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「光量ンカーブ」 → 「光量」チェック →
→ 「(レッド・グリーン・ブルーの各カーブで色かぶりを調整)」 → 「(RGBのカーブで明度を調整)」
手順
◆髪の毛の切り抜き手順(「選択とマスク」ワークスペース)
1.オプションバー「選択とマスク」ワークスペース。
2.背景表示色「不透明度:100%」。
3.調整モード「背景色に応じた(シンプルな背景の時)」or「オブジェクトに応じた(複雑な背景の時)」選択。
4.オプションバー「被写体を選択」 → オプションバー「髪の毛の調整」
5.(画像を拡大して服の境界線に選択ミスがある場合)ツール「クイック選択ツール」で境界線をドラッグ。
6.(髪の毛の輪郭を)ツール「境界線調整ブラシツール」で境界線をドラッグ。
7.(べた塗り必要個所がある場合)「ブラシツール」で塗りつぶす。
8.「不要なカラーの除去」と「出力先」を選択して「OK」。
◆鉛筆スケッチ風にする手順
1.スマートオブジェクト化 → レイヤーを複製
2.上のフィルターを選択
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「諧調の反転」
・描画モード「覆い焼きカラー」(一時的に真っ白になる)
・メニュー「フィルター」 → 「ぼかし」 → 「ぼかし(ガウス)」 → 「半径:60px」
3.下のフィルターを選択
・メニュー「フィルター」 → 「フィルターギャラリー」 → 「ブラシストローク」 → 「はね」 →
→ 「スプレー半径:4px」「滑らかさ:8」
・メニュー「イメージ」 → 「色調補正」 → 「レベル補正」 → (コントラストを調整)
◆2枚の画像をぼかして重ねる手順(レイヤーマスク)
1.画像に空のレイヤーマスクを追加 → レイヤーマスクを選択
2.「グラデーションツール」 → オプションバーのグラデーションのパターンを選択「基本」
3.画像をドラッグしてレイヤーマスクにグラデーションをかける。
4.レイヤーマスクの「プロパティ」タグで「濃度」や「ぼかし」を調整。
◆ボタンに立体感を出す手順(レイヤースタイル「べバルとエンボス」「ドロップシャドウ」)
1.ボタン用の長方形シェイプのレイヤーを選択。
2.レイヤースタイルを追加 → 「べバルとエンボス」
設定「深さ:43%」「サイズ:7px」「ソフト:6px」「シャドウのモード(色選択):背景色より暗めの色」
3.レイヤースタイルを追加 → 「ドロップシャドウ」
設定「描画モード(色選択):背景色より暗い色」「不透明度:50%」「距離:3px」「スプレッド:0」「サイズ:3px」
◆文字をメタル化(レイヤースタイル「べバルとエンボス」「グラデーションオーバーレイ」)
1.テキストレイヤーを選択。
2.レイヤースタイルを追加 → 「べバルとエンボス」
・設定「テクニック:ジゼルハード」「深さ:126%」「方向:上へ」「サイズ:35px」「ソフト:2px」
・陰影「角度:0°」「光沢輪郭:リング」「ハイライトのモード:通常」「カラー:#ffffff」「不透明度:80%」
・輪郭「輪郭:くぼみ-浅く」「範囲:75%」
3.レイヤースタイルを追加 → 「グラデーションオーバーレイ」
・グラデーション「0%:#ffcc01」「50%:#f8df7b」「70%:#ffd558」「100%:#ffd30e」
・「描画モード:通常」「不透明度:100%」「スタイル:線形」「シェイプ内で作成」「角度:90°」「比率:100%」
4.レイヤースタイルを追加 → 「光彩(外光)」
・設定「描画モード:オーバーレイ」「不透明度:100%」「ノイズ:0%」「カラー:#ffffff」
・エレメント「テクニック:さらにソフトに」「スプレッド:0%」「サイズ:57px」
・画質「輪郭:線形」「範囲:50%」「適用度:0%」
◆水玉パターンの作成手順
○パターンの作成
1.新規作成「200px×200px・背景色「透明」or「白」」
2.メニュー「表示」 → 「パターンプレビュー」
3.「新規レイヤー」 → 「ブラシツール(黒)」 → 水玉模様を作成
4.メニュー「編集」 → 「パターンを定義」 → 「保存」
5.(適用したい画像に)調整レイヤー「パターン」
○作成したパターンの色を変える方法①
1.調整レイヤー「パターン」でパターンを作成。
2.レイヤースタイル「カラーオーバーレイ」 → 色を指定 → 描画モード「スクリーン」
○作成したパターンの色を変える方法②
1.調整レイヤー「パターン」でパターンを作成。
2.調整レイヤー「塗りつぶし」 → クリッピングマスク化